【レポート】研修@22年6月~8月:第1回を開催しました

証券会社勤務の太田と申します。


合同会社めぐる様が主催する「ロジックモデル作成支援オンライン研修(2022年6月~8月)」の第1回が開催されました。

今回は参加事業者として一般財団法人犬猫生活福祉財団様(以下、財団)を迎え、金融関係者は私を含む2名が参加しています。


初回のこの日はまず、研修の目的を確認し、自己紹介や研修終了時のありたい姿等を共有しました。

その後、講師からロジックモデルの重要性や、ロジックモデルとはどういうものかを具体的な事例をもとに解説していただきました。

そして、財団のみなさまが事前に作成されたロジックモデルについて、講師や参加者からフィードバックや意見交換を行いました。


まず、前提として今回の研修参加者構成と講師からの説明の通り、ロジックモデルは「金融機関」と「事業者」のコミュニケーションツールとして活用されるものとして、作成いただいたモデルに関する説明を伺っていました。

左側から右側に向け、現状から将来に向けた取り組みをご説明いただき、専門用語の難しさもありながら、実施されている取り組みはある程度理解できた気がしました。


ただ、理解することが難しかったのはその取り組みの前提となる「課題・背景」です。「課題・背景」の記載と説明がなかったため、なぜそれに取り組むのか、その取り組みが課題の解決に結びつくものなのかどうかということを理解することができませんでした。

研修終了後、財団様のHP等で情報を収集し、犬や猫の飼育や野良犬・猫等に関する社会課題を拝見すると、取り組む理由や意義などに関する理解が少し進みました。

社会課題解決への取り組みについて、周囲からの協力・支援を受ける上で最も大切なことは共感であり、共感を得る上で最も重要なポイントは「取り組みの背景」だと個人的には感じています。

自分自身もスタートアップの営業担当として、営業の際には自分たちのサービスの内容と同じように、このサービスの提供を始めた背景や世の中の課題をしっかりと説明することを心がけています(うまく説明できていない、伝わっていない可能性もありますが…)。


まだ研修も始まったばかりで理解不足な点も多いため、しっかり学んで最終的には自分たちの取り組みについて共感が得られる説明ができるようになりたいと思います。

合同会社めぐる:ロジックモデル作成支援オンライン研修

地域金融関係者を対象とした「ロジックモデル作成支援オンライン研修」の取り組みを紹介します。