【レポート】研修@22年6月~8月:第2回を開催しました

カンダまちおこしの清水と申します。

カンダまちおこしは岐阜県の神田町に本社をかまえる地域の社会課題解決に取り組むまちづくり会社です。


2022年7月12日(火) 、合同会社めぐる様主催の「ロジックモデル作成支援オンライン研修」第2回が開催されました。

第2回の開催に先立ち、事前に犬猫生活福祉財団様(以下、財団)の方々とは、前回のフォローアップミーティングを実施しておりました。


この日はまず、ブラッシュアップされたロジックモデルをみなさんで共有し、変更箇所について財団様よりご説明いただきました。

主に「ロジックモデルの前提となる解決したい社会課題」「ミッションの整理」「受益者の特定」等の修正がなされておりました。

その中で、「受益者の特定」については、3つのゼロ(収容ゼロ、殺処分ゼロ、不適切飼育環境ゼロ)の活動ごとに記載していただいたおかげで、その事業が誰に対して、どういった価値を提供するのかが明確になり、初回よりも大変理解しやすいものになっておりました。


その後は、みなさんで意見交換を行い、議論の中でさらなるブラッシュアップポイントが示されました。

1.結果と成果の違い(結果は「何をやるか/やったか」、成果は「何が変わるか/変わったか」)

2.活動の内訳を明確にし、縦のロジックを整理する

3.初期成果には活動と結果によって起こる成果を書き、手段については省く

4.中期成果の受益者の変化を書く

5.長期成果はビジョンから逆算して、2030年までにどんな変化が起こっているのかを書く

6.資源のお金については、寄付者が寄付したお金がどの活動に活かされるかわかるように、活動ごと分けて書く

これらの内容を次回までに反映させることとし、本日の研修は終了となりました。


今回の研修ではロジックモデルをつくり上げる難しさを実感しながらも、これからどのように変化していくのか期待感が高まりました。

今後もフォローアップミーティングや残りの研修で、財団様の事業活動の意義や目標、またその有効性について徐々に整理していき、理想のロジックモデルの完成に向けて取り組んでまいります。

合同会社めぐる:ロジックモデル作成支援オンライン研修

地域金融関係者を対象とした「ロジックモデル作成支援オンライン研修」の取り組みを紹介します。