【レポート】研修@22年1月~3月:第1回を開催しました

はじめまして、東信用組合の東海林(ショウジ)と申します。

東信用組合は東京・浅草近くに本店をかまえる社会課題解決に力を入れている金融機関です。


2022年1月19日(水) 、合同会社めぐる様が主催する「ロジックモデル作成支援オンライン研修」の第1回が開催され、参加事業者である有限会社ミューズプランニング様から4名、金融機関から2名が参加して始まりました。

初回ということで、まずは簡単に自己紹介や本プログラムへの参加動機などを共有。

その後、事業者様に事前に作成いただいたロジックモデルをご説明いただき、みなさんで意見交換を行いました。


初回において学んだ内容としては、

(1) アウトカムとアウトプットの違い(アウトカムは「ありたい状態」を意味する)

(2) アウトカムを設定する上で、誰がどうなっているか主語を明確にすること

(3) 最終アウトカムは「社会が●●の状態になっているであろうから、▲▲の状態にしておきたい」というように、今後の社会の推移を軸に達成期日にどんな意味を込めるかを決めると、より説得力がある内容となること

(4) ロジックモデルは事業承継にも利用できる側面があること

(5) アウトプット及び初期アウトカムは定量化可能なので、具体的な目標値があるとよいこと

(6) ロジックモデルを構築するなかで、自社ではなく第3者にやってもらった方がビジョン達成のためよいこともある、事業を手放す勇気も必要になる場合があること

(7) 縦ロジックと横ロジックがちゃんとつながっているか

(8) 最終アウトカムは当事者別に分けるなど、分解するとよい場合もあること

などなど、他にも書ききれないくらいたくさんあり、初回にしてはかなり盛りだくさんの内容となりました。

しかしながら、めぐる様の献身的なサポートもあり、ロジックモデル完成へのキラリと光る道筋を、みなさん感じられたのではないでしょうか。


次回までに本日の内容を反映させることとし、終了となりました。

ロジックモデル形成に関与できることに感謝し、今後も取り組んでまいります。


【後書き】

個人的な意見ではありますが、創業時から変わらぬ熱い気持ちを持ち続けている事業者様、そして何よりも、現時点で「当事者意識をもった承継者」を3名も残せていることが代表者様の大変すばらしい功績であると考えます。

「人」を残すというのは、何よりも難しいことですよね…。

合同会社めぐる:ロジックモデル作成支援オンライン研修

地域金融関係者を対象とした「ロジックモデル作成支援オンライン研修」の取り組みを紹介します。