【レポート】研修@22年4月~6月:第3回を開催しました

金融系の出版社に勤めている清水です。


2022年5月17日(火) 、合同会社めぐる様が主催する「ロジックモデル作成支援オンライン研修」の第3回が開催されました。

今回は、前回のロジックモデル研修に参加されたお二人もオブザーバーとして参加され、意見をもらうことができました。


今回も第3回の開催に先駆け、はぐくみ様/あゆみ様の職員の方がお時間をつくって、ロジックモデルをブラッシュアップするミーティングを実施していただいております。

そのため、恒例のチェックインで場を温めた後、さっそくブラッシュアップミーティング後のロジックモデルを見て、参加者から質問をさせていただきました。


その際に「はぐくみ様/あゆみ様は言葉や表現を非常に大切にされているため、現在のロジックモデルが職員の方にとって納得感や満足感がある内容になっているか気になります」という質問がありました。

その点に関しては「ロジックモデル作成にあたり、各部署でバラバラの認識だったところが整理され、うまく表現できていると思う」というお答えがあり、第1回から比べると格段に練り上げられたロジックモデルになっているという印象を受けました。


一方で、はぐくみ様/あゆみ様からは、「スタッフだけでなく、一般の方が見て理解できるロジックモデルになっているかという点を課題として感じている」という言葉があり、その点について主催者であるめぐるの木村様から解説がありました。


解説の中で印象に残ったのは、「ロジックモデルは『組織の中長期計画書』ではなく『地域や社会の変化の設計図』なので、“自分たちの変化”よりも“かかわっている人たちや地域の変化”を求められている」という言葉です。


この点に関しては、オブザーバーのお二人からも同様の意見があがり、「ビジョンやミッションを達成するためには、自分たちだけで活動するのではなく地域や社会を巻き込む必要がある」「水面に石を落として波紋を発生させるような、プロデューサーとしての役割があり、その視点を持つとよいのではないか」というお話がありました。


次回が最終回となるため、ロジックモデル内の縦横の関係性の整理や、「どのように活動結果を初期成果として確認するか」についての再検討など、確認すべきことが少なくありませんが、少しでもはぐくみ様/あゆみ様にとってよりよいロジックモデルが作成できるよう、残りの期間もがんばりたいと思える回となりました。

合同会社めぐる:ロジックモデル作成支援オンライン研修

地域金融関係者を対象とした「ロジックモデル作成支援オンライン研修」の取り組みを紹介します。